BLOG版ウチの失語くん

ひらがなが苦手(発症5カ月7日)

Posted on 2012年12月26日

ダンナは「ひらがな」の読み書きはほとんどできないのに
「漢字」はある程度、読めて意味がわかります。

これは、「ひらがな=表音文字」と「漢字=表意文字」では
脳の中で処理する部分が違うから、のようです。

というわけで、今のダンナは
中国語は、漢字から何となく意味がわかる
けれど
ハングル文字は、何が書いてあるのか全く想像がつかない
みたいな状態。

だからですね。

子どものようで子どもじゃない。

ひらがなだらけの幼児向けの本よりも、
新聞のほうが「読める」わけです。
もちろん漢字を読むのも、かなり時間がかかるし
まだまだ「音読」はできませんが。

話が少々飛びます。

この間の選挙で、ダンナは投票に行き
投票用紙に候補者の名前を書いてきました。
もちろん
投票所には候補者の名前が貼ってあるので
その通り真似して書けばいい。
それならできます。
カンタンです。

ですが。
なぜか。
なぜか候補者の皆さん。

名前がひらがな表記になっている。

たとえていうと「安倍晋三」→「あべ晋三」という具合に。

知ってますよ、漢字を間違えて「阿部晋三」って書かれたら
無効になっちゃうからですよね。
でもね。
でもね政治家の皆さん。

ウチのダンナはひらがなのほうが間違えますから。

「あべ」さんの「あ」に「ヽ」つけちゃいますから(→無効)

ひらがな表記にしている候補者は
失語症の票を取り逃がしてるなーと思いながら
投票所を去りましたが
まあ、そんな発見、どうでもいいですわね。

BLOG版ウチの失語くん 記事一覧

みなさまからのコメント

コメントフォームへ

  1. らぁちゃんママ

    初めまして。
    こちらを見つけてから、すぐにお気に入りに入れて。
    それから
    どれ位経ったでしょう・・・
    今日やっと、最初からここまで読ませていただきました。

    うちの夫は、2015年3月、57歳で脳塞栓症を発症。
    現在は、右片麻痺と失語症でリハビリを続けています。

    今日のこの記事、全く同じ感想です(笑)
    「ならないとわからないこと」だらけの この世の中ですね。

    ゆっくり拝見させていただきます。
    有り難うございます。

    • 米谷 瑞恵 Post Author

      らぁちゃんママさま

      長い長い記録を読んでくださり、ありがとうございます^ ^
      ご主人は、失語症になられてもうすぐ5年なのですね。
      最初の頃と、だいぶ様子が変わってきていらっしゃるかと思います。
      ウチのオットもこの頃と比べると変化がありましたが、ひらがなが苦手なのは相変わらずです。
      最近、YouTubeも始めたので、よろしければご覧くださいね^ ^
      https://www.youtube.com/channel/UCCBDsUPylOjaEfewiuzZAyQ?view_as=subscriber

コメントを書く

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。
初めてのコメントの場合は、承認が必要です。掲載まで少々お待ちください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)