干支を言う(発症4年5カ月18日)
Posted on 2017年1月6日
失語症にもいろいろあって、ほとんど言葉が出ないような重度な方でも「系列語」ならば最初の2〜3語を教えれば続けて言える、という場合もあります。たとえば「日、月、火……?」と言われたら「水、木、金、土」と続けられる、という具合です。
オットの場合はコレとは逆で、普段の会話はかなりスムーズになってきたにもかかわらず「系列語」が苦手です。
今週は新年ということで、仕事(リハビリ)でお会いした失語症の方に十二支や干支を言っていただいたので、そういえばオットはどうなんだろうと家に帰って訊いてみました。
私「十二支、言える?」
オット「なんだっけ、それ」
私「ねー、うし、とら、ってやつ」
オット「ねー、うし、とら、えっと、うー?」
私「お、言えるね、うー、の次は?」
オット「知らない」
そうですか。
私「うーの次はたつ、その次は、キミの干支だよ」
オットは巳年生まれです。
オット「えっと、なんだっけ」
私「ねー、うし、とら、うー、たつ…?」
オット「ねー」
フリダシに戻ったね(-_-;
私「ねー、は最初だよ。うし、とら、うー、たつ…?」
オット「にゅー」
Newて。
オット「ぶー」
Booて。
私「キミは、ナニどし生まれだっけ?」
オット「ええっと、じゃ、じゃ、大蛇」
やけに大きく出ましたな(-_-;
みなさまからのコメント
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らぁちゃんママ
試しにやってみました^^
「ねー、うし、とら、」「う~~~ん・・・」
難しいなぁ。
で、「1,2,3・・・」「4,5,6,7,8,9,10・・・」
これはできました^^
米谷 瑞恵 Post Author
流れで言える言葉(系列語といいます^ ^)でも、スラッと出てくると嬉しいですよね!