障害者の仲間(発症1年2カ月24日)
Posted on 2013年10月12日
高次脳機能障害センターでご一緒している
利用者の方とお会いしました。
夕方、オットと近所を歩いていたときに、偶然。
オットが「あ、こんにちは!」と声をかけたところ
相手の小柄な男性は、ニコニコと近づいてきました。
「買い物ですか?」「近所でしたっけ?」という
質問に、首を縦に振ったり横に降ったり
一言も声を発しなかったので
別れたあとで
「あの人、しゃべれないの?」とオットに聞くと
病気(喉頭ガン?)で声が出せなくなったのだそう。
オットの言うことなので、やや不確かな情報ですが。
オット「すごく、いい人なんだよ」
私「いつもあんな風に首振るだけで会話してるの?」
オット「あの人は書けるから、言いたいこと書くの」
私「それを、キミが頑張って読むの?」
オット「そう。それで僕はしゃべるの」
筆談しかできない方と
読むのが苦手なオットは
それでも、妙に馬が合うらしく
お互いに信頼しあっているように見えました。