BLOG版ウチの失語くん

臨床心理士の評価(発症1年1カ月12日)

Posted on 2013年8月31日

病院でのリハビリがない日は
高次脳機能障害地域活動支援センターに行っています。
しつこいようですが、我が家から歩いて3分。
さらにしつこいようですが、料金ゼロ。
無料です。

無料なのに、という言い方は大変失礼ですが
言語聴覚士も作業療法士も臨床心理士もいます。
皆さんとても熱心で、親身になってくださいます。

先日はオットの「神経心理学的評価」をしたそうで
きょう、その結果を聞いてきました。
知能検査、注意検査、記憶検査の記録をみると
どれも同世代の平均よりも低い数値で
まあまあ、それはしょうがないよね、と思っていたら
臨床心理士の方から
「でも、ソーシャルスキルは非常に高いんですよ」
と言われました。

評価表をみると
「周りにうまく合わせることも、適度な自己主張をさりげなくすることも、非常に上手です」とあり。

失語症(高次脳機能障害)になると
この社会性がうまく働かなくなってしまうこともあるそうで、
毎日、にこやかに穏やかに会話ができるだけでも
有難いことなのだ、と改めて感じた次第。

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みなさまからのコメント

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  1. らぁちゃんママ

    こちらを見せていただいて感心することは、
    ご主人の心意気というか、
    生き方というか、適応力?
    とにかく、頑張る気持ちのすごさです。
    それと、穏やかさ。
    周りの人を良い気持ちにさせる魔法^^
    これは、普通に、生きていくのにとっても大事なことです。
    ワンチームの奥様にとっても、笑顔の種なのではないでしょうか^^

    うちの場合も、もともとの性格に可愛さが備わったことで、
    いろんな場合に笑顔で接して戴ける機会が増えています。
    そんな時いつも神様が助けてくださってるのだなぁと有り難く思います。

    • 米谷 瑞恵 Post Author

      脳が損傷をうけると、性格が変化する方もいらっしゃいますが、夫の場合は、元々の性格の良いところがより強くなった感じがします。そのことに、私をはじめ周囲の人間は助けられています。有り難いです^ ^

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