車の事故(発症5年11カ月30日)
Posted on 2018年7月18日
大事に至らなかったので(そして大事なことなので)書いておきますが、休みの日にオットと車で出かけたときに軽く事故りました。
場所は海沿いのプリンが有名なお店の駐車場。これでお分かりの方は御存じだと思いますが、あそこの駐車場は急坂で狭くて見通しが悪くて特に休日はえらいこっちゃになってます。道路からは満車とわからず、奥まで行ってみたら停めるところがなく、引き返そうと切り返してるうちに駐車してあった車にぶつけました。あ、運転してたのはオットです。
ちょうど駐車場にいたお店の人が誘導してくださり、安全な場所に移動。だったらもっと前から誘導してくれればヨカッタのにとか、相手の車が駐車禁止の黄色い線の引いてあるとこに停めてあったのもイカンでしょとか、それを容認してたお店の人にもモンダイがとか、いろいろモヤモヤしたけど、まあ、無人の車が駐車していることを目視でき避けることができたのにぶつけたコチラが全面的にワルいのねと理解して頭を下げました。
「相手のお客様を呼んで来るので、その間に警察を呼んでください」とお店の人に言われ、とりあえず私が110番。電話で場所を伝え事情を説明し、お店から出てきた相手の方に謝り事情を説明し、やってきた警察官に事情を説明しあれこれ手続きし、あとはお互いの保険会社同士の話し合いということに。幸い相手の方がとてもいい方で、穏やかにコトは進んだのですが、ここまでの流れそして保険会社への連絡時にも、何度も何度も思った。
私が一緒の時でよかったよ。
事故当時の状況を説明するのは、オットにはかなり難しいし、ましてや電話でなど。実際、警察官に言われたことも一度で理解できず、私がゆっくり端的に伝えるの繰り返しでした。相手の方はオットがワチャワチャしてるのを見て「大丈夫ですよ、まず落ち着きましょう」と言ってくださいました(いい人)
警察官にもお相手にも、オットには言葉の障害があると伝えたのですが、まあ、そんなこと急に言われてもなんのこっちゃですわな。
失語症を抱えて生きていくとはどういうことか、改めて考えるいい機会になりました。
ちなみにこの件は保険会社がサラサラと処理してすでに快適に落着しております^ ^
みなさまからのコメント
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らぁちゃんママ
私も同じです。何かがあるたびに、私が一緒に居るときでよかったって。
運転免許の更新も無事に済んで、片手で運転できるように器具を付けたら運転も可能ですが、
夫は乗りたいとは言いません。
お家からの歩いての外出すら、一人ではままならないのです。
自分が一番よくわかっているのです。
夫の一人で外にいることへの恐怖は、想像に難いです。
お出かけも
近くの大型ショッピングセンターにだけは、喜んで行きたいと言います。
それは、その中のいろんな場所が分かっているからだと思います。
たまに、私が少し立ち止まって商品を見ていて、
しばらくして気づいてあたりを見回しても姿が見えないときがあって肝を冷やします。
呼び出しても気づいてくれるかどうかわからない。
誰かに助けを求めようにも、自分の名前もはっきりとは言えない。
相手の方が察して書いてみてくださいと仰ってくださったらいいですが、
そうでなければ、延々とわちゃわちゃが続くであろうと。
そんなことが一瞬のうちに頭をよぎります。
そういう時は、近くのおトイレに行ってる場合ばかりでしたが・・・
本人はけろっとしているので憎らしくなりますね(笑)
米谷 瑞恵 Post Author
自分と一緒で良かったと思ったり、自分が一緒じゃなくても困らないようにならなければと思ったりです。家族としては、悩ましいところですね。