御礼の言葉(発症1年2カ月16日)
Posted on 2013年10月4日
オットのお知り合いのWさんが
ランチに誘ってくださいました。
「お友達」などと言うのはおこがましいぐらいの
人生の大先輩なので
お会いすると決まってから、オットは少々緊張気味。
ちゃんとお名前を呼べないと、失礼だからと
数日前から、Wさんの名前を繰り返し練習していました。
で、きょうがその当日。
私は一日外出だったので、帰ってから「どうだった?」と聞くと
「いっぱいしゃべれた」と、まずまずうまくいった模様。
さすがに疲れたようで、早めにお風呂に入りました。
そしたらば。
お風呂から何やら聞こえてくるですよ。
なんじゃなんじゃ。
オット(浴室で)「ごーちーそーうーさーまーでーしーた」
私(浴室の外から)「何言ってるの?」
オット「ごちそうさまでした、って」
私「なんで?」
オット「きょう、言えなかったから」
食事をご馳走していただいたのに、御礼の言葉がパッと浮かばず
「どうも、すみません」としか言えなかった、と。
オット「お風呂に入ったら、思い出したの」
私「そうか。でも、今言わなくてもいいじゃん」
オット「練習しとくんだよ。次の、こういうとき、言えるように」
また誰かにご馳走してもらうつもりかい。
おい、ちょっと、図々しいぞ。