道をたずねる(発症6年4カ月)
Posted on 2019年1月17日
最近は、仕事で会社以外のところに行くことも増えています。(あ、オットの話です、念のため)
今日は朝イチで、小田急線の祖師ケ谷大蔵へ。集合が初めての場所だったので、行き方を調べようとスマホのGoogleマップに住所を入力……できなかったらしい。
オット「読み方がわからなかったの」
住所はメモして持っていたけど、漢字の読み方がわからないと、スマホに入力できない、と。なるほどな。手書き入力っていうテもあるけど、それは思いつかなかったらしい(←今後のために教えておこう)
オット「だから、駅のホームで女の人に聞いたの」
通りすがりの方に、漢字の読み方を教えてもらった、と。
オット「最初に、僕は言葉の障害があるので、って言った。だから、この漢字が読めません、って」
私「地名が読めないことってよくあるから、障害のこと言わなくてもよかったんじゃない」
オット「だって、いきなり女の人に、漢字の読み方教えてって、怪しいでしょ」
いきなり「言葉の障害があるので」っていうのも、何も知らない人にはかなり怪しいと思うけど^ ^;
私「女の人じゃなくて、男の人に訊いたら怪しくなかったんじゃない」
オット「でも、女の人のほうが、よくわかるの」
女の人は、オットの言葉がうまくでなくても、大体の雰囲気でわかってくれるのだそう。一方男の人は、よくわからないと怪訝そうな顏をしたり「それってこういうことですか」と聞き返したりする。
教えてくれるときも、男の人は理屈で話すから、オットには理解が難しいらしい。
オット「だから、女の人に訊くの。経験上」
ちなみに、今日オットが読めなかった漢字は「砧」であります。
朝の忙しい時間なのに、よくつきあってもらえたねえ。ありがたいねえ。
みなさまからのコメント
コメントフォームへ
らぁちゃんママ
手書き入力!
それがありましたね^^
わたしも夫に使えないか研究してみます。
漢字ならだいぶ書けるようになってきているので。
最近は、わたしのスマホでよくニュースを見てるようです。
知らぬ間に、字も大きく表示しています。
有り難うございます。
米谷 瑞恵 Post Author
私が言語療法士として支援している失語症の方にも、手書き入力使ってる方がいらっしゃいますよ。試してみてください^ ^