新車のカタログ（発症1年2カ月14日）

車の買い替えについて何度か書いてきましたが
ついに今日が納車でした。
ただし私は仕事で不在だったので
オットがひとりで対応することに。

昨夜オットは、車のカタログを机に広げて
ひとりで何やらブツブツ言っていました。
「明日が待ちきれないのかなー」と 放っておいたのですが
実はそのとき、今日の予習をしていた模様。

オット「何を聞こうか、練習してたの」

ディーラーの方に、新しく搭載された機能について
ちゃんと質問しなければ、と考えていたようです。
で、さっきカタログを開いてみたところ
うひゃあ、こんな書き込みがっ！
これって、内容が読めてるってこと？
それで質問事項をメモしたってこと？
おいおいおいおい、いつの間にこんなことできるようになったんだよー。

私「すごいねー。ちゃんと読めるんだね」
オット「前から、知ってたから」

この車については、病気になるまえから知識があったので
なんとなーく読めれば、内容が把握できるのだ、と。

私「なんとなく、ってどのぐらい読めるの？」
というわけで、改めて読んでもらうことにしました。

元の文は
「車両の運動エネルギーを効率的に利用し、燃費の向上につなげるシステム。」

指で文字をさしながら、慎重に読み始めましたよ。

ダンナ「えっと、車のうーごーく、えねるぎーを、
えっと、えっと、ちょうどいい感じにつかって、
ねーんーぴ、をよくする、しーすーてーむ」

なんですかその、和文和訳は。

念のためにお断りしておきますが
オットは「文の意味を言おうとしている」わけではありません。
あくまでも「文字を読んでいる」つもりなのです。
文字を見る→意味がわかる→でも言葉にできない、
という状態のようですが
いや、それにしても、脳って不思議だ。