失語症で復職した人と会って（発症1年2カ月4日）

「そろそろ、朝、早く起きるようにしなくちゃね」と
復職に向けて、気持ちが動き始めています。

オットの会社は３年間休職できるので
先月初めまでは
「あと数カ月か、数年リハビリしてから」と
のんびり考えていました。
先月末に「失語症で復職した人の集まり」に参加したことが
きっかけになったようで。

参加者の皆さんが、オットと同等もしくは、
もっとしゃべれない時期に、復職されていたこと。
別の部署に異動になり、様々な苦労をしたけれども
「何とかなるよ」とおっしゃっていたことで
「自分も戻ろう」というスイッチが入ったのでしょう。

きょう改めて
「あの会に参加したから、復職する気になったの？」
ときいてみたところ
「うん。結局、この程度なんだってわかったの」

もっともっと頑張ってリハビリしたら
前と同じように仕事ができる
と考えていたけれど
どうやら、それは可能性が低そうだ、と。

皆さんの話をきいているうちに
オットの腹にズシンと「現実」が落ちたようです。

病気や症状に対する「受容」は、
だいぶできているように見えるのですが
それでも「希望」は捨てきれないから
ときどき、こうして
ズシンとつきつけられてしまう。
たぶん会社に戻ってからは、
毎日この繰り返しなんだろうなー。