ジェスチャーで伝える(入院中のこと)
Posted on 2013年7月26日
発症から1年がすぎて初期の頃のことを急に思いだしたので
忘れないうちにメモ。
リハビリ病院に転院したばかりのころ
言語聴覚士の先生が
「言葉がでないときは、ジェスチャーで表現してもいいんですよ」
と教えてくださいました。
たとえば「相撲」という言葉がでなかったら
とりあえず四股を踏むとか
「本」という言葉がでてこなかったら
ページをめくる動作をするとか。
それでも、言いたいことは伝わりますよ、と。
ところが、病室でオットと話していても
全くジェスチャーを使おうとしません。
言葉がでてこないと、うーん、うーんと考えるばかりで。
私「ジェスチャーしてみたら?」
オット「してるよー」
へ?
よく見るとダンナは
「ボクが」と言うときには自分を指さし
「しゃべる」と言いながら、右手を口の横でパクパク。
それは……アテブリだね(笑)
「そうじゃなくてね」と説明し
言葉の<代わりに>ジェスチャーを使う
ということが、ようやく理解できた、という次第。
おかげさまで、その後は
ジェスチャー表現がめちゃめちゃ巧くなりました。
最近では、ジェスチャーで表現することが
ほとんどなくなったので、ちょっと淋しいような気も(^ ^)