外国語っぽく話す(発症10カ月3日)
Posted on 2013年5月22日
オットと私は同じ美容師さんにお世話になっています。
以前は(もちろん)別々に通っていましたが
退院後はつきそいがてら一緒に行って、
順番に交代でカットしてもらうように。
でもまあ、そろそろひとりで行けるんじゃない?
というわけで、きょうは初単独美容院。
帰ってから「どうだった?」と聞くと
オット「ひとりだと、早く終わるね」
なるほどね(笑)
私がカラーリングしている間、待たせたこともあるし
そりゃあこれまで、退屈だったことでしょう。
私「きょうは、どのぐらい時間かかった?」
オット「一日半」
あら大変。
私「一時間半、だね」
オット「いーちーじー」
私「いちじかん、はん」
オット「いーちーじーはーん」
私「いちじかん」
オット「いーちーじーはーん。難しいなあ」
数字は苦手なので、少々苦戦。
何度か繰り返して、ようやく「いちじかんはん」がでました。
オット「いちじかあん、はあん! いちじかあん、はあん!」
なんだそれ?
トレビアーン、みたいな
ハウ・ドゥ・ユー・ドゥー、みたいな
ドルチェ&ガッバーナ、みたいな(笑)
とにかく外国語っぽい言い方で
「いちじかあん、はあん」と叫びだしました。
オット「こういう風に言うと、しゃべれるの。言葉が出やすいの」
私「へえ、そうなんだ。確かに上手に言えるね」
オット「病院で、教わったの」
入院中、夜ひとりで食堂の隅に座って
しゃべる練習をしていたところ
通りかかったヘルパーさんが
「こういう言い方すると、しゃべりやすいことあるよ」
と、教えてくださったのだそう。
医師や療法士や看護師ではなく、ヘルパーさん
というところが
面白く頼もしく。何とも嬉しく。
でも外国語っぽいしゃべり方は、ちょっと鬱陶しいよ。