数字を読む(発症9カ月29日)
Posted on 2013年5月17日
去年の12月に退院して以来、毎朝
血圧を測ってノートに記入し、読み上げるという
「実益」と「勉強」を兼ねた習慣を続けています。
最初のうちは数字の読み方がヨロヨロで
たとえば「121」の場合
一番左の「1」を指さして「ええっと、いーち」
(私が「ひゃく」と訂正)「ひゃーく」
真ん中の「2」を指さして「さん? に? にー」
右にある「1」を指さして「(自信満々に)これは、ひゃく」
という具合でした。
間違えずに言えたのは、10日に1回ぐらい。
それが、少しずつ少しずつ正解率があがって
5カ月たったいまは
85%ぐらいの確率でちゃんと読めるようになっています。
おや、いつのまに? という感じ。
塵も積もれば山となる。
千里の道も一歩から。
さて、きょうの話です。
私が外出先で
そういえばプリンタのインクのストックがない
と思いだし、買って行こうと店に寄ったのですが
型番にいまひとつ自信がなく。
50番だったか。70番だったか。
オットに電話で聞いてみることにしました。
読めなかったら、写メ撮って送ってもらえばいいし。
私「プリンタのインク、何番だっけ」
オット「なーなーじゅーう、だよ」
私「ホント? 50じゃない?」
オット「ごーじゅーう、は買い替える前のプリンタ。
いまのは、なーなーじゅーう」
あー、そういえば、そうだった。
70だね。うんうん。確かに。
無事に買えたよ、ありがとう。
帰宅して「すごいね。ちゃんと読めるようになったね」と言うと
オット「前から、頭の中では読めてたの。
ちゃんと、わかってたの。
それがやっと、しゃべれるようになったの」