年金説明会(発症7年1カ月28日)
Posted on 2019年9月16日
オットの会社で、定年が近い社員を対象とした年金説明会があるらしい。
ちなみにオットは54歳。もうそんな会に呼ばれる歳なのね(^^;)
何日か候補があって、都合のいい日を選べるらしいのだけれども。
オット「僕が聞いても、わからないよ」
確かに、専門用語が多いだろうし、苦手な数字がいっぱい出てくるからね。出席しても、きっとグッタリ疲れるだけだから、出なくていいんじゃない? キミの場合は雇用の延長もなさそうだし。
オット「じゃあ、そうやって返事する」
ということで、この件は終了と思っていたのだけれども。約一週間後。
オット「そういえば、年金の、話聞けるようになった」
どうやらオットは欠席の返事をするときに「失語症だから、参加しても意味がわかりません。失語症でもわかるようにしてください」と伝えたようで。会社側が「では、カトウさんのために、別の日を設けましょう」ということになったのだと。
凄いな。
確かに、誰にでもわかるように伝えるのが会社の責任だし、たとえば視覚や聴覚に障害のある社員に対しては、相応の配慮をしているはず。
だから、失語症者に対して同じようにするのは、当たり前っちゃあ、当たり前なんですけどね。
オットがあのまま全体説明会に出席してたら、失語症に対する配慮が必要だなんて、会社の人も気づかなかった。オットはチンプンカンプンで帰ってきて、失語症だから仕方ないやと、こんなもんだと諦めてた。
よく主張したなあ、失語くん。
まあ、オットにわかるように説明していただくのは、かなり難しいと思いますが(^^;) 会社の方、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m