詐欺師が来た（発症1年6カ月18日）

怒ってます。
オットに、じゃありません。
ヤマグチにです。

夕方5時半頃、リハビリから帰ったオットがひとりで家にいたところ
玄関ベルがピンポンと鳴りました。
インターフォンにでると「お風呂のリフォームの件」だと。
何やら「マンション全体の〜」みたいなことを言うので
管理組合で決まったのかなと思ってドアを開けたところ
若い男が「お宅の浴槽はもう古いから」みたいなことをまくし立てる。
とっさのことに対応できず、おろおろモゴモゴしているオットに
「ちょっと見せてくださいねー」とズカズカあがりこんで
浴室に入ってあちこち測ったらしいのです。

「ああコレはもう」とか「ココをこうしたほうが」などと
あれこれ言われたところで
さすがにオットもオカシイと気づき
「ウチはお金ないから無理です」
「仕事もしてません」
「ボーナスもありません」 と、
思いつく限りのダメダメ自慢（笑）をしたところ
そういえば額にボコボコかさぶたのあるオッサンが
夕方ひとりで留守番してるという状態もオカシイし
この家は無理だと判断された模様。

「じゃあ、いいです」とアッサリ帰ろうとしたので
オットが「名刺ください」と迫ったら
適当な紙に携帯番号とヤマグチという名前を走り書きして
置いていきやがりました。

１時間後ぐらいに帰宅した私が、その番号にかけてみると
「はい。誰ですか」と出やがった。
会社名も自分の名前も名乗りゃしない。
「さっきの家の者だが、もう二度と来んなよ」
という意味のことをやんわりとオトナの言葉で伝えたところ
「あ、はい。わかりました。いいです」
がちゃん。
むっかあああああああ。

幸いオットは言葉が出にくいだけで
判断力はちゃんとしているので騙されずにすみましたが
同じ手口で被害にあったお年寄りの話もよく耳にします。
皆さんも、どうぞお気をつけくださいね。

それにしても、
弱者をカモにする詐欺師って、人間として最低だよなな。
ヤマグチが入り込んだと思うと、お風呂に入りたくないぞー。