BLOG版ウチの失語くん

チャップリンの言葉(発症9カ月29日)

Posted on 2013年5月17日

Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.

人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットなら喜劇だ

チャップリンの言葉です。
1年半ほど前に取材をした、映画監督に教えていただきました。

深く胸に沁み入り
そうだ、これでいこう、と。

その数カ月後の高校の同窓会では
「25年後の自分へのメッセージ」として
この言葉を書きました。

そしてその半年後
オットが脳出血で倒れ、失語症に。
病院で「お名前は?」と聞かれ
「fさいおlkfd」と答えている姿をみて
いやあ、面白いことになっちゃったなーと。

25年後どころか、半年後の自分へのメッセージになったよ。

きょう、1年半前と同じ映画監督に、再び取材でお会いし
「毎日あの言葉を思いだしています。
おかげで、楽しくやってます」と伝えると
そうでしょう、そうでしょうと喜んでくださいました。

よかったな、あのときに教えてもらえて。
すみません、きょうは失語くんというより私の話で。

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みなさまからのコメント

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  1. らぁちゃんママ

    素敵な言葉^^初めて聞きました。
    胸にずーーんって。
    私、どういうわけか、夫がこんなになっても、ふーーん?失語症?そんなことが?
    「お父さんの頭の中を見てみたい」と不謹慎にも面白がっています。
    なんとかなるさ!です。
    実際、なんとかなってきましたし。何とかしてもらえてたんですね。

    ずっと専業主婦で、夫におんぶにだっこでした。
    なんにも考えず、のほほん人生。夫に丸投げ~^^
    楽しいことばかり考えてました。
    夫のストレスたるや・・・考えるだけで怖いけど、
    迷惑かけてたのかもなぁって自省の日々。
    そして、そうだ!と立ち上がり、やるっきゃない^^と。
    子どもたち、両親、いろんな方たちに助けていただいて今があります。
    何より、夫は片麻痺で失語症だけど、元気です。
    杖を頼りに歩くこともできます。
    左手でいろんなことができるようになりました。
    有り難い毎日です。
    そんな時にここへ。
    ここにも、頑張られてるご夫婦がいらっしゃいました。
    出会えて嬉しいです。
    有り難うございます^^

    • 米谷 瑞恵 Post Author

      起きてしまったことを、あれこれ考えても仕方ないですものね。
      これからどうするか。できるだけ楽しく生きていくには何をしようか。
      そんな感じでやってきただけで「頑張った」なんて思ったことないですよ〜^ ^

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